インプラント治療の失敗例と訴訟
インプラント治療には、やはりいつも成功というわけでなく失敗もあるようです。それには、大きく分けた場合、2通りに分けられるといいます。
インプラント失敗例・医師
インプラント治療の失敗では、医師が手術時に失敗するケースもあります。 例えば、手術中に患者さんの神経に傷を付ける。 またインプラント体を埋め込む際に適切でない場所へ埋め込んでしまったという失敗。 実は、中にはこうした信じがたい失敗をする医師が存在します。
こうしたケースは患者さんには、何の落ち度もないのに失敗したというケースですから、こうしたトラブルに見舞われないように良い医師選びが必要です。 良い医師選びをするためにはきちんと治療に関して説明してくれているか、また費用面でも大まかな説明だけでなく細かな説明をしてくれるのかを確認しましょう。ここでも良い医師選びはとても重要になってきます。
インプラント失敗例・患者の不注意
インプラントの失敗例は主に二通りのケースに分けられます。ひとつは先程紹介したケースの医師が失敗するケースと患者さん側のアフターケアがきちんとされていないための失敗とに分けられます。
つまり、医師はよくても患者さんがアフターケアを怠り、歯槽膿漏の原因をつくり歯槽骨がもろくなってしまいインプラントが抜けるというケースもあります。 この失敗は患者さん側のケアがきちんとされていないがための失敗です。
こうならないためにも、治療終了後のケア方法等をきちんと確認しておきましょう。以前インプラントを長持ちさせる為のケアについてのコラムを掲載しておりますのでぜび参考にしてみてください。
この他にもインプラント治療後に何だか調子が悪いという場合もありますが、この場合はすみやかに医師へ相談しましょう。 こうした治療後のメンテナンス等を考え、補償制度を設けている歯科医を探すのをお勧めいたします。
インプラント治療は、画期的な治療として需要が高まっていますが、だからこそトラブルが起きないよう、良い医師選びが必要です。 もちろん治療自体、歯科医なら誰でもできるというものでもありませんので、インプラント治療をお考えの方は確かな技術を持つ医師なのかを見極めなければいけません。 ケースとして、インプラント治療が未熟な医師が治療をした場合、インプラント体がきちんとした場所に埋め込まれない、手術中に神経を傷つけるというケースがありますので、十分検討しなければいけません。
インプラント治療が普及されれば同様にインプラント治療における医療ミスも多くなります。 また、こうしたインプラト治療に関する訴訟を扱う弁護士も急増しているようです。 もし、現在あなたがインプラント治療を行ないミスがあり担当医へ相談しても対応が適切でないという場合は、すみやかに弁護士への相談を試みてください。
例えば、訴訟ということになれば、実際費用がかかり大変ですが、弁護士にミスを告げ医師への手紙を書くようにしてもらえば、ミスをした医師も何らかの対処をとりますし、医師側も訴訟にはしたくないはずですので、ミスを認めない歯科医がいるならば、弁護士への相談をお勧めいたします。
インプラント治療は、1度は手術が必要ですので決して簡単な治療ではありません。治療期間もかかり、費用も高額ですから、良い医師選びは重要なポイントです。 そのためにはインプラントに関して、どれだけ医師が適切な説明をしてくれるかにより判断できると思います。 リスクを説明した上で患者さんの負担について説明できる、そんな医師がお勧めです。