インプラント後の定期メンテナンスの必要性
インプラントはメンテナンスが非常に重要な治療です
インプラント治療を受けた後は、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。手術後傷口が治癒すると痛みはなくります。インプラントは手術後にインプラント体と周りの骨が生着することで初めて従来の歯と同等の機能を果たすものです。
ここで良く勘違いされることは、「インプラントは入れたら問題ない」これは大きな間違いです。見た目的には無かったものが確かに入ったことで一見問題ないようにも見えますが、インプラントの本来の目的は歯が抜けて周りの歯にかかる負担によりさらなる悪化を防ぐというものです。
1本歯が抜けると続々と抜けてくる可能性が高いのですが、そこを食い止める方法がインプラントによる治療ということです。 インプラント治療が完了したからと言ってその後のメンテナンスを怠ると、インプラントの予後もまったく変わってきます。
メンテナンスには自分で行うセルフメンテナンスと歯科医院で行うプロフェッショナルメンテナンスがありますが、そのどちらが欠けてもいけません。
具体的なメンテナンスの内容としては
- 顎の骨とインプラント体に異常がないかをチェック
- 歯茎にも異常がないかのチェック
- 咬み合わせにも問題がないかのチェック
インプラントの上部構造を取り外してクリーニングを行うことも歯科医院でしかできない重要なことですので欠かさず行いましょう。
気になる歯科医院でのメンテナンスの頻度は、3ヶ月に1回くらいが目安でしょう。インプラントのメンテナンスには基本的には保険が適用されませんので、インプラント治療を行う歯科医院を探す際にはメンテナンスの費用も聞いておくようにしましょう。